端午の節供
2008年 05月 04日
明日は、5月5日。五節供のひとつ、端午の節供です。
端午の端は初、午は五の意味これは一年を十二支に分けると午(うま)にあたるからで、月のはじめの五日のことを言います。
別に五月五日を重五とか重午を呼ぶのは五が重なる日ということでこう呼んだそうです。
中国では、五月が特に災厄の月とされていて、五月の端午の日に厄払いをした習慣があり、これが日本に伝えられたものと言われています。この日に粽を食べるという風習は中国から伝わったもので、ほぼ全国に見られるようです。
菖蒲の花がこの頃よく生けられますが、この頃に菖蒲が丁度あるからという簡単な理由のようです。「菖蒲の節供」とも言われ、この日に菖蒲に関わった様々な習慣があったり、邪気をはらうならわしがありました。
また、この日を男の節供といい、旗幟や鯉幟を立てたり、あるいは武者人形や鎧・甲を飾るのはこの日の遊びが荒々しく男性的だったこと、菖蒲が尚武に通ずることから武家社会い受け入れられ、ひとつの行事になったことがあげられます。
また、古くは女のだいじな節供でもあり、この月はいわゆる田植えの時節で、稲苗を植える女たち、すなわち早乙女となるべく女たちが忌み籠りをしてその日を待つ時節だったからです。
(参考資料 いけばな総合大事典 主婦の友社 ど忘れしきたり辞典 全教図)
文 : 美梢
竹中麗湖&チーム・メチエhttp://www.t-metier.com
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端午の端は初、午は五の意味これは一年を十二支に分けると午(うま)にあたるからで、月のはじめの五日のことを言います。
別に五月五日を重五とか重午を呼ぶのは五が重なる日ということでこう呼んだそうです。
中国では、五月が特に災厄の月とされていて、五月の端午の日に厄払いをした習慣があり、これが日本に伝えられたものと言われています。この日に粽を食べるという風習は中国から伝わったもので、ほぼ全国に見られるようです。
菖蒲の花がこの頃よく生けられますが、この頃に菖蒲が丁度あるからという簡単な理由のようです。「菖蒲の節供」とも言われ、この日に菖蒲に関わった様々な習慣があったり、邪気をはらうならわしがありました。
また、この日を男の節供といい、旗幟や鯉幟を立てたり、あるいは武者人形や鎧・甲を飾るのはこの日の遊びが荒々しく男性的だったこと、菖蒲が尚武に通ずることから武家社会い受け入れられ、ひとつの行事になったことがあげられます。
また、古くは女のだいじな節供でもあり、この月はいわゆる田植えの時節で、稲苗を植える女たち、すなわち早乙女となるべく女たちが忌み籠りをしてその日を待つ時節だったからです。
(参考資料 いけばな総合大事典 主婦の友社 ど忘れしきたり辞典 全教図)
文 : 美梢
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by t-metier
| 2008-05-04 14:50
| 歳時記