重陽の節句 ―菊をいける!編
2007年 09月 08日
前回のお話の続き・・・重陽の節句は、菊をいけて愛でる節句
として平安時代には、宮中の行事としても大事にされ、枕草子や
源氏物語といった当時の文芸作品には、貴族が、菊を愛でる作品
がいきいきと描かれているそうです。
旧暦の9月9日は、現在では、10月あたりのこと、露地に菊の花が
咲くのは、もう少しあとの頃になります。
この自然の中で風にゆられ、雨露にも負けず、本来の菊の風情を
とらえて、私達は、「みだれ菊」と呼んでいますが、この「みだれ菊」!
いけばな人からすると、この「みだれ菊」1種類でいけるのは、
かなり粋ないけかたといえます。
ここで、竹中麗湖氏の菊の作品で紹介しましょう!
この作品は、今年春にブティック社から発売された
「暮らしを彩る花を生ける」のP.67に
掲載されているものになりますが、
いけばな初心者でもわかりやすいように、
かなり細かく、丁寧ないけかたの解説が付いています。
みだれ菊の線の美しさをいかした
趣のあるいけばなを是非試してみてください。
でも最近は、露地咲きの菊を探す方が大変かもしれませんね・・・・。
文: S.O
(写真はブティック社から許可を得て掲載しています)
竹中麗湖&チーム・メチエ www.t-metier.com
として平安時代には、宮中の行事としても大事にされ、枕草子や
源氏物語といった当時の文芸作品には、貴族が、菊を愛でる作品
がいきいきと描かれているそうです。
旧暦の9月9日は、現在では、10月あたりのこと、露地に菊の花が
咲くのは、もう少しあとの頃になります。
この自然の中で風にゆられ、雨露にも負けず、本来の菊の風情を
とらえて、私達は、「みだれ菊」と呼んでいますが、この「みだれ菊」!
いけばな人からすると、この「みだれ菊」1種類でいけるのは、
かなり粋ないけかたといえます。
ここで、竹中麗湖氏の菊の作品で紹介しましょう!
この作品は、今年春にブティック社から発売された
「暮らしを彩る花を生ける」のP.67に
掲載されているものになりますが、
いけばな初心者でもわかりやすいように、
かなり細かく、丁寧ないけかたの解説が付いています。
みだれ菊の線の美しさをいかした
趣のあるいけばなを是非試してみてください。
でも最近は、露地咲きの菊を探す方が大変かもしれませんね・・・・。
文: S.O
(写真はブティック社から許可を得て掲載しています)
竹中麗湖&チーム・メチエ www.t-metier.com
by t-metier
| 2007-09-08 16:20
| 歳時記