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三内円山遺跡と植物たち

青森の三内円山遺跡の巨大六本柱!この遺跡の中で最も古代の人の叡智を感じる
場所で、縄文時代にこの柱の3本向き合って並ぶ方位と、夏至、冬至の日の出、
日の入りとの方角が一致していることから、自然に対しての大いなる畏敬の念を
縄文人は、抱いていたことが伺えるスピリチュアルな聖域。
三内円山遺跡と植物たち_c0129404_07327.jpg

この巨大柱が天にすくっと立ち上がること―
テーブルウェアー展でのある表現が三内円山遺跡の六本柱と
結びついた様子の竹中麗湖―
この柱は、クリの木でできていたそうで、この時代の雑木林の主力は、
クリで、集落の大半もクリの木を使用されていたとか。
集落の近くには、今でいう里山が広がっていたらしい・・・・
縄文時代の人たちは、自然とほどよい距離感で生活して、
自然から豊かな恵みをいただいていたことが、今回の旅で大きく感じた
ことになったようです。

また当時は、ウルシの植物も自生しており、この縄文時代に
すでに焼き物に漆を塗ったものも存在していたとか!?
焼き物の段階で、少しひびが入っているものでも、この漆を塗ったものは、
もれることなく使用ができたことからだそうで、
縄文文化の知恵には、頭が下がりますね。
文 : S.O.
竹中麗湖&チーム・メチエhttp://www.t-metier.com
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by t-metier | 2009-11-22 00:08 | その他